残酷な天使の・・・・
今、検索キーワードを見ていると、懐かしい新世紀エ○ァンゲリオンのオープング曲
「残酷な天○のテーゼ」が出ていた。
未だに、根強く人気を保っているアニメの一つだと思う。
我々の年代のアニメは善と悪の区別がはっきりしていて、悪者の地球侵略から守ると
言う設定が多く、しかも人間らしい意志を持ったロボットやその操縦者を描いたものが
ほとんどだ。
しかし、このアニメが放映され始めると、ロボットアニメの概念が変わり始める。
主役は、確かに10代の少年なのだが、描かれるのはロボットと人間との中間的存在
であり、戦いの時に受けたダメージは操縦者に伝わり、肉体的な苦痛を伴うと同時に
若年層の特有な精神的に不安定な部分や迷いを描き出した。
また、命や魂への捉え方も独特であり、見るものを不思議な世界へと導いてしまうような
雰囲気を持っている。
また、主人公を取り巻く人間関係の中で、他人と自分との距離や大人になりきれない
自分との葛藤、そして父親との確執など、今までにアニメが描く事自体が少なかった
事をテーマにしている。
また、命そのものの捉え方、命が尽きた時に必ず万物には訪れる「死」と言うテーマも、
このアニメは表現をしている。
死ぬこと自体に意味があるのであれば、それは最後まで自分らしく行き続ける事とし、
昔はあまりアニメのテーマには不向きだと思われた「死」と言うものを描いたのが、
人気を呼んだその理由の一つだろうと思う。
ただのかっこ良さだけでのロボットアニメより、どちらかと言えば人間性自体が持つ、
戦うこと自体への意味や価値、そのために得られるもの、失うものへの戸惑いなど、
アニメとしては斬新であり、変わった切り口からの表現だったのも人気が衰えない事
の要因の一つだと思う。
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